学年代表挨拶

早いもので慶應義塾を卒業し、25余年が経ちましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

昨年2010年は大変沢山の皆さまと共に「慶應義塾卒業25年記念事業」を達成し、大きな催事の一つでありました「記念大同窓会」でも大変多くの方々の参加いただき無事、開催いたすことができました。あらためて心より感謝を申し上げます。

私たち126三田会は日々、同期会員の皆さま方と共に「出来る人が、出来るときに、出来ることを、助け合って実践する」をモットーに、現在まで三田会(同窓会)活動をおこなっております。

また、先般の卒業25年記念事業活動におきましては、「いつもそばにいる友。いつもそこにある心」という合言葉=スローガンを掲げました。

特に意識してこのスローガンを決めたきたわけではありませんが、その底流には期せずして「社中協力」の塾員精神が脈々と私たちの中に流れております。

私は塾卒業以来のこの25余年を『航海』だと思っております。日吉記念館で開催された卒業式では塾という『港』から、『船員名』を塾生から塾員とし、社会という名の大海原に船出いたしました。そして25余年の月日を経た2010年、また再び「卒業25年記念大同窓会」、「卒業25年塾長招待会」という機会をいただき、『港』である塾に『寄港』し、多くの仲間=船員たちと再会を果たし、そしてまた新たな人生の大航海へ出航する・・・。

私たちにとって永遠に帰港すべき『大きな港』の塾。そして126三田会は『仲間が集う小さな港』として、いつでも皆さまの寄港をお待ちいたしております。

私たち126三田会は過去も、現在も、そしてこれからの未来においても、皆さまが大事なご家族の方々と過ごす穏やかな時間と同様、『航海中の心身を癒やせる空間』を提供できますよう、一層努力をし続けていきたいと思っておりますので、これからも『仲間が集う小さな港』である126三田会を何とぞよろしくお願いいたします。

慶應義塾126三田会学年代表
宮尾武志